iPhone 16eが発表!iPhone修理店が気になるポイントをチェック
Appleが新しく発表した「iPhone 16e」。発表から約1週間でのスピード発売となり、話題になっています。今回は、iPhone修理店の視点から「どんなモデルなのか?」「修理はしやすいのか?」など、気になるポイントをチェックしていきます。
iPhoneの発売タイミング、最近早くない?
以前は、新型iPhoneが発表されてから1ヶ月ほど待って発売されるのが普通でしたが、最近は発表から1週間程度で発売されるケースが増えています。今回のiPhone 16eも、発表から約1週間後の2月28日に発売予定です。Appleの製造・供給体制がよりスピーディーになったのかもしれませんね。

iPhone 16eって、結局どのモデルがベースなの?
iPhone 16eは、iPhone 14をベースにしたデザインを採用しています。実は、もともとiPhone SE(第4世代)として開発されていたモデルが、名称を変更してiPhone 16eとして登場したとも言われています。
そのため、サイズ感や見た目はiPhone 14とほぼ同じで、6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。デザインに目新しさはありませんが、馴染みのある形なので違和感なく使えそうです。
修理店的に気になる!16eの修理代はどうなる?

新しいiPhoneが発売されると、しばらくの間は修理代金が高くなるのが通例です。これは、部品の流通が安定するまでの間、パーツ代が高騰するため。
特に、iPhone 16eは最新のA18チップや新しいC1 5Gモデムを搭載しているため、基板修理やチップ交換が必要になった場合、当面の間は高額になる可能性が高いです。
ディスプレイやバッテリーの交換については、iPhone 14と同じような価格帯になると予想されますが、公式修理以外の選択肢が増えるまでは慎重に扱ったほうが良さそうですね。
性能はどうなの?iPhone 16と比べてみる
iPhone 16eの特徴を、上位モデルであるiPhone 16と比較しながらチェックしてみます。
スペック | iPhone 16e | iPhone 16 |
---|---|---|
プロセッサ | A18 | A18 Pro |
ディスプレイ | 6.1インチ OLED(60Hz) | 6.1インチ OLED(120Hz, ProMotion) |
カメラ | 48MP 広角(シングル) | 48MP 広角 + 12MP 超広角 |
5Gモデム | C1 5G | Qualcomm 5G |
MagSafe | 非対応 | 対応 |
充電端子 | USB-C | USB-C |
バッテリー | ビデオ再生 最大26時間 | ビデオ再生 最大28時間 |
価格 | 約99,800円(税込) | 約129,800円(税込) |
全体的に、iPhone 16eは「エントリーモデル」としての位置づけになっています。カメラ性能は控えめで、ディスプレイのリフレッシュレートも60Hzのまま。ハイエンドモデルのようなスペックはありませんが、普段使いには十分な性能です。
価格について「微妙」と感じる理由
iPhone 16eの価格は99,800円から。
これは、エントリーモデルとしてはやや高めの設定と言えます。確かに最新のA18チップを搭載しているとはいえ、筐体デザインがiPhone 14ベースであることを考えると、「iPhone 12くらいの筐体でコストを抑えてもよかったのでは?」と思ってしまう部分もあります。
とはいえ、Appleの最新AI機能「Apple Intelligence」なども見据えた設計になっていることを考えると、長く使えることを重視した価格設定なのかもしれませんね。
まとめ
iPhone 16eは、最新の技術を搭載しつつも、価格を抑えたモデルとして登場しました。ただし、発売直後の修理コストや、上位モデルとのスペック差、価格設定など、チェックすべきポイントもあります。
もし購入を考えているなら、「本当にこのスペックと価格が自分に合っているか?」をしっかり検討するのがおすすめです。
また、修理店としては「しばらくの間は修理代が高くなりそう」な点も要注意。購入後は、落下や水没にはくれぐれも気をつけて使いましょう!