水没復旧の救世主!iPhoneを水没させてしまったらリバイフォン!?

自分でiPhoneの水没修理ができるアイテムが発売されました。
その名もリバイフォン。

これは水没させて1週間以内であれば90%という高確率で水没したiPhoneを復旧させてくれるという魔法のようなアイテムだそうです。
その使い方ですが、

  1. 水没させたiPhoneは絶対に電源を入れない。
  2. 専用の液体に7分間浸す
  3. 専用のトレイに出して24時間乾燥させる
  4. iPhonen電源を入れてみる

という使い方になるそうです。

仕組みは専用の液体に浸すことでiPhoneの中に入った水分に含まれるミネラル分を除去してくれるそうです。
私たちは福岡の西新の地で日々水没修理をしているのですが、基本的な考え方は同じですね。iPhoneの中に入っている汚れやミネラル分を徹底的に除去して、完全に乾燥させて復旧させるというプロセスです。

水没iPhoneの修理差し込み画像1

こういった修理の現場では色々な水没iPhoneを見かけるのですが、おそらくリバイフォンは家庭の中でのトラブル。もう少し言うなら水道水のようなライトな水没に限定されるかと思います。

当店に持ち込まれた水没iPhoneで一番酷かったのは工業用の薬剤の中に落としてしまったiPhoneです。コレはミネラルというレベルを軽く超えてますのでリバイフォンでは無理かと思います。
次は海の中にダイブして数日置いたiPhoneですね。塩水なので中はサビが出ていました。こういった症状も無理かと思います。

私達がiPhoneの水没修理をする際は、まずiPhoneを分解するところから始めます。
そして、専用の洗浄液でしっかりと洗って、しっかりと乾燥させます。

それでも下の写真のような端子の焼けやサビが見つかります。コレを徹底的に除去しないと、一時的に使えても寿命は確実に縮むことになります。
P1010123

このサビや焼け焦げを丁寧に除去してiPhoneを復旧させます。

ここまで丁寧な作業をしても復旧率は90%を切る感じなのでリバイフォンの成功率というのは限られた状況の中での90%以上の成功率かと思いますが家に1つ常備させておくと慌てて電源を入れなくて済むかとも思います。

実は、水没iPhoneの復旧率が低いのは水没させてしまった直後に慌てて電源を入れて回線をショートさせてしまうのが1番の原因のように感じます。
このリバイフォンを常備しておけば、心に余裕が生まれて水道水へ水没させたら電源を切ってすぐにリバイフォンという流れができますので、復旧率は格段に上がってくるかと思います。

定価は6000円弱のようですが、実売価格は4000円からお釣りが来るようです。

当店での水没修理が4800円〜なので、福岡まで遠くて・・・という方は常備しててもいいかもしれませんね。

西新の近所にお住まいの方はもちろん、福岡とその周辺の方でしたら頑張って早良区の西新まで足を延ばしてもらった方が手前味噌にはなりますが復旧率は高いような気がします。

最後に何度も当サイトで書いておりますが、水没させたら

  • 電源を入れない(チャレンジもしない)
  • 振らない
  • ドライヤーで温めたりしない。

この3つを守りましょう。
電源を入れないの理由は上記している通りです。振らないは水分が深いところまで入らないようにです。
ドライヤーで温めないは精密機械ですので、熱で壊れることがあるからですね。

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